開咬症状
  • 性別:女性
  • 治療開始:12才11ヶ月
  • 装置:デーモン3+インプラント
  • 装着期間:1年8ヶ月

『開咬』とは、咬んだ時にに前歯が噛み合わない状態のことです。右の写真のように正面の歯ならびだけを見ると綺麗に整っている印象ですが、奥歯が合っているだけで前歯がくっつきません。
開咬状態の方はよく「ハンバーガーが咬みきれない」と診療にいらっしゃいます。大変不便な生活となる状態ですので、矯正治療が必須です。

開咬 治療経過

1. 治療開始時

横から見ると前歯がかなり開いているのが分かります。インプラントを併用することで治療が可能になった例で、それがないと大がかりな手術を必要とする外科矯正となったでしょう。
矯正用インプラントを自院で扱える矯正歯科医はかなり少ないので、他の医院ではまず治せない症例といえると思います。

2. 装置装着

小臼歯を1本抜歯し、デーモン3を装着します。
また奥歯2本の真上に小さな金属があるのが分かるでしょうか?これが矯正用インプラントです。この方の場合上の奥歯の位置が下にありすぎるために開咬となっているので、インプラントを支点に上奥歯の高さを上げていきます。

3. 2から1年後

奥歯とともに、前歯が噛み合うようになってきました。しかしまだその間の犬歯周辺が噛み合っていない状態です。全体で噛めるように、さらに調整を続けます。
実は一般矯正装置で同じ治療をするとその特性から上の奥歯がさらに降りてきて開咬がひどくなってしまいます。デーモンシステムだからこそできた治療です。

4. 3から9ヶ月後

トータル1年8ヶ月でしっかりと噛み合わせが整いました。今回はデーモンとインプラントの併用だからこそできた治療で、どちらが欠けてもこの結果は得られませんでした。矯正治療は日々進歩しているので、昔ながらの経験だけでなく、新しい技術を取り入れていることも大切なことです。

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