このページでは、従来装置(メタルブラケット)と、セルフライゲーション装置(デーモンシステム、クリッピー)の形状や使い方を比較して、どのようなメリットがあるかをご紹介します。
ブラケットの形状や大きさ、素材の違い
| 通常ブラケット | セルフライゲーションブラケット | ||
|---|---|---|---|
| メタルブラケット (従来装置) |
デーモン3 (オームコ社製) |
クリッピー (トミー社製) |
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| 素材 | 金属 | 透明プラスチック +金属 |
透明セラミック +ロジウムコート金属 |
| 大きさ | 小さい | 普通 | デーモンより少し大きい |
| 見た目 | ギラギラと目立つ | 下半分の金属が目立つ | 目立たない |
| 素材の違い | 金属・プラスチック・セラミックの素材差は見た目に直結します。 金属は強いのでブラケット自体の大きさを小さくすることができますが、 ギラギラして非常に目立ちます。 |
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| 大きさの違い | 大きさが大きいほど、矯正(特に開始時)の痛みが大きくなります。 ただし、セルフライゲーションブラケットは痛みの軽減を図れる構造のため、 少し大きくてもメタル装置ほどの痛みは感じません。 |
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ワイヤーの留め方の違い
デーモン3(オームコ社製セルフライゲーションブラケット/デーモンシステムシリーズ)

ブラケットを専用接着剤で歯に一つずつ付けます。
金属部分のシャッターを専用器具で下に開きます。
くぼみにワイヤーを入れます。
シャッターを閉じ、全ての歯を同様に行い完成です。
クリッピーC(トミー社製セルフライゲーションブラケット/クリッピーシリーズ)

ブラケットを専用接着剤で歯に一つずつ付けます。
金属部分のシャッターを専用器具で下に開きます。
くぼみにワイヤーを入れます。
シャッターを閉じ、全ての歯を同様に行い完成です。
- メタル(従来)装置:
- ひとつひとつにゴムをかける作業が必要なため、その度に歯に圧力がかかり痛みが生じます。
- セルフライゲーションブラケット:
- デーモンシステムもクリッピーも、「シャッターを開ける→ワイヤーを入れる→シャッターを閉じる」という簡単な設計で、作業中の痛みはほとんど生じません。またゴムの結紮が必要ないので、ひとつのブラケットにかかる時間も従来装置に比べ10分の1程度で済みます。
セルフライゲーションの特徴を表す実験
上記の3種類のブラケットと、1本の矯正用ワイヤーを使って、興味深い実験をしてみましょう。
1本のワイヤーに、3種類のブラケットを上記の方法でつけます。オレンジ色の○を支点にワイヤーを立たせてみると・・・・
ゴムで結紮したメタルブラケットは止まったままですが、デーモンとクリッピーは重力によりするすると落ちてきてしまいます。これがセルフライゲーションの一番の特長です。
上の実験で分かるように、セルフライゲーションブラケットの一番の特徴は、「ワイヤーとブラケットが完全に固定されていない」ことにあります。ゴムなどできちっと留めてしまわないため、ワイヤーはそれぞれのシャッターの中に少し「遊び」がある状態で存在しています。ブラケットを装着した歯に強い力がかからないため、摩擦抵抗が減少し、痛みの軽減が図れるのです。
そして、この弱い力&少ない摩擦(ローフォース・ローフリクション)が歯の動きを早めるという驚くべき結果をもたらすのです。
次に、セルフライゲーションブラケットが
歯の動きを早めるわけについてみてみましょう。










